易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

今日から始めました。本日のテーマは「内面を磨く」

〇今日からこのページを書き始めました。

  • 最初なので、タイトルを「自分らしさを磨く」とした趣旨と、中身を構成する「3つのアイテム」について説明します。

 

〇「自分らしさを磨く」というタイトルの趣旨

  • 「自分らしさを磨く」には、「自分のこと」をより深く知ることが必要です。
  • 自分自身のことは、すべて分かっているつもりでも、案外気づけていないのが「自分らしさ」かもしれません。
  • 「自分らしさ」に気づくには、まず、自らの感性から湧き出る興味や関心を大切にして、日々を心豊かに過ごすことを心掛けたいものです。
  • このページは、「自分らしさを磨く」一つの手法として、私流に試みる「3つのアイテム」で構成しています。
  • 「3つのアイテム」とは、以下の3つです。
  • 易占をツールにしてテーマを導く「今日の易占から」
  • 『なわて学』と称する地域学講座を契機とした「地域を楽しむ」
  • 先哲の教えをひもとく「観る力を養う」

これらの3つを組み合わせながら、日々綴っていきます。

 

〇「今日の易占から」

  • 私自身の「自分らしさ」を探求するために、これまでコツコツと学んできた『易経』の腕磨きを兼ねて、易占からその日のテーマにつながるキーワードを求めていきます。
  • 因みに、今日の易占は「山火賁」の「四爻変」でした。
  • 「賁」は、夕日(火)が山を「飾る」ことであり、外面は華やかなとき。したがって、今は内面の充実を図り、質素・簡素な中に美を蓄えることが大切です。四爻は、「華美と質朴を調整すること」を示唆しています。
  • この卦象や卦爻辞から導かれる本日のテーマは、「内面を磨く」です。

 

〇「地域を楽しむ」

  • また「自分らしさを磨く」には、自分のアイデンティティ(=自己同一性)をより深く意識すること、そして、アイデンティティの基盤をなす3つの因子、即ち A.自分という生命体の起源(両親・先祖・家系、民族など) B.自分が生きている時空間との関わり(生誕地や現住所、国籍など) C.社会的存在としての関わり(職業や所属団体、交友関係など) これら3つのいずれにおいても誇りと愛着を持ち続けることが大切です。(そこには忘れてしまいたいような記憶もつながっているかもしれませんが…)
  • このA~CのうちBの「自分が生きている時空間」とは、自分にとって最も関わりの深い「地域」のことであり、それは何時、何処で、どのように生きているのか、つまり自分という存在の重要な証しとなるものです。
  • このアイテムでは、私の住んでいる地域の『なわて学』という地域学講座をご紹介しながら、「地域」について学び続け、そして「地域を楽しむ」意義を考えていきます。⇒「なわて学だより」

 

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〇「観る力を養う」

  • さらに「自分らしさを磨く」には、自己満足や過小・過大評価に陥ることなく、自分自身の生き様を含めた様々な現象や事柄を、より客観的かつ本質的に理解する力が必要です。私はこの能力を「観る力」と呼んでいます。
  • その日のテーマに関連した先哲の知恵をひもといて、これを「歴史の鑑」としながら、日々「観る力」を養っていきたいと考えます。
  • 今日のテーマ「内面を磨く」から私が連想するのは、かの剣豪・宮本武蔵の「五輪書」にある言葉、それは「鍛練」について説いた、「千里の道も、ひと足宛(ずつ)はこぶなり」「千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古を持って練とす」という部分です。
  • 千日と言えば約3年であり、万日は約30年になります。これは、10年余り前に日本にも紹介されたマルコム・グラッドウェルの「1万時間の法則」に通じるところがあります。
  • 「1万時間の法則」とは、人間が何かに習熟して一流を極めるには、「累計1万時間をその習得に集中することが必要だ」とする考えです。
  • 1日当たり5時間打ち込むとして約2千日か。私の場合は、”まだまだ” ”これから“(笑)