易経で自分らしさを磨く

今日の易占から/地域を楽しむ/観る力を養う

「境界列島」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「震為雷」の「三爻変」でした。
  • 「震」(しん)は、大山鳴動するときですが、過ぎた後で笑えるくらいですから大した実害はありません。
  • 「三爻変」ですから、いつどのような非常事態が起きても落ち着いた振る舞いが出来るよう、日頃から心身を整えます。そのためには過去の教訓を活かした訓練が必要ですね。
  • この卦象や卦爻辞から導かれる本日のテーマは、常に自然災害と共存している日本の地勢をイメージして「境界列島」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 地域講座:「なわて学」では、2017年(平成29年)に「地震考古学から考える21世紀の大地震」という演題で、地震考古学者の寒川 旭(さんかわ あきら)氏から興味深い話をお聴きしました。
  • 地震考古学」という学問分野があることも、このときに初めて知ったのですが、特に「大きな災害から人々の生命を守るには、過去の歴史に学ぶことがいかに大切か」が、よく分かります。

 

〇「観る力を養う」

  • 今日のテーマは、地形的に観ると日本という国が、「ユーラシア」「太平洋」「フィリピン海」「北米」という4つの地殻プレートが折り重なり、せめぎ合ってできた「境界列島」であることから設定しました。

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日本列島を構成する4つの地殻プレ-ト
  • 日本列島は、まさに「自然災害の晴れ舞台」といえるような、地震、洪水、台風、そして火山噴火などが集中する位置にあり、今年は記録的な豪雨災害が、九州をはじめ各地に発生しています。
  • 世界地図の中の日本を地勢的に観ると、「米中新冷戦」の進行や尖閣諸島をめぐる中国の動きなどの諸情勢から、政治・経済・安全保障の各面においても、まさに「境界列島」ともいうべき位置にあることが分かります。
  • また歴史的には、西洋と東洋の宗教・思想・学問・芸術などの文化を受け入れて、それらを融合しつつ独自の文化を醸成していった極東の島国、それが文化面における「境界列島」としての日本国の位置だといえます。
  • 過去の歴史にも学びながら、各プレ-トの事情や相互の力関係を観る力、「境界列島」日本だからこそできる振る舞い、それらは地球社会を持続発展させる上での重要なカギになるものと考えます。