〇「今日の易占から」
- 今日の易占は「風水渙」の「三爻変」でした。
- 「渙」(かん)は、風が吹き水面の水などを散らす(離散)ので、組織の目的・目標を再確認して事業を推進していくときです。
- 「三爻変」ですから、自分の役割をしっかりと果たすことが大切ですね。
- 本日のテーマは、「コロナ禍の中で絆を観る」とします。
〇「地域を楽しむ」
- わが地域・四條畷市は、今年(2020年7月)で市制50周年を迎えました。
- 施行時の1970年(昭和45年)といえば、6400万という驚異的な入場者数を記録した万国博覧会(EXPO’70)が、大阪・千里丘陵で開催された年です。
- 高度成長のピークを迎えていた1970年代頃の四條畷市域では、北生駒山麓部の山土が道路整備などの公共事業に最適な原材料(真砂土)として採取され、ハゲヤマ状態になっていました。
- その後、平成年間に入って緑地の回復に向けた事業が計画され、「関西文化学術研究都市」(けいはんな)やなみはや国体のインパクトもあって、土砂採取跡地の整備・活用が図られました。
- いま当該エリアは「府民の森・むろいけ園地・緑の文化園」として、大都市近郊の緑豊かな自然、レクリエーション活動の場になっています。
- 地域講座「なわて学」では、10月度の講座(10/17)に「北生駒の山系と緑の文化~府民の森「緑の文化園」の成り立ち~」が予定されています。
- さて大阪では、来る2025年に「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに万国博覧会が開催されます。「健康・長寿」の未来社会は、水と緑の豊かな〝自然〟、そして人とひとの〝絆〟なしには築けませんね。
〇「観る力を養う」
- 今日のテーマは「コロナ禍の中で絆を観る」。
- 第二波の感染拡大もにらみながら、各地の恒例の大会や記念イベント、セレモニーが中止、あるいは規模が縮小される状況が続いています。
- 映像を含めた高度なネットワークサービスが享受できる今日、「三密状態」を避けながら、各種の情報手段で意思疎通や協働作業をある程度、補完・補強することは可能でしょう。
- でも、人間の〝絆〟が育まれる場、多くの人々が一堂に会して時空間を共有することなしには得られない共感・感動もありますね。「その場の空気」というような、その時同じ場に居合わせた者同士だからこそ、理解し合える何かもあるような気がします。