易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「秋の空に映える山々」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「雷風恒」の「三爻変」でした。
  • 昨日と同じ「恒」(こう)で、引き続き平和に安定した状態です。
  • 今回は「三爻変」で、正道を踏み外し行動が乱れる怖れがありますから、注意が必要ですね。
  • 本日のテーマは、「秋の空に映える山々」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 当地から観える今日の空、清々しい秋空です。金剛生駒国定公園の北山麓を形成する周囲の山々も少しずつ秋の装いを整えています。
  • 近隣の最高峰である生駒山(642m)も秋空の中、どっしりと落ち着いている様子です。
  • ここ四條畷の市域は18.7平方㎞と狭いながらも、その東端は生駒の北山麓部を超えた奈良県境に接するところまであります。
  • 大阪と奈良・京都を結ぶ現在の国道163号は、かつての清滝街道ですが、今現在は4車線の道路が北生駒山麓の清滝トンネルを東に抜けてから飯盛霊園のある四條畷・下田原ランプで終わって(あとは2車線になって)います。
  • このところ大阪府域から奈良・生駒市の高山、そして関西文化学術研究都市けいはんな」にある奈良先端科学技術大学院大学近くの区間までの整備工事が、着々と進められているようです。

 

〇「観る力を養う」

  • 今日のテーマ「秋の空に映える山々」から、生駒山系の生い立ちをひもといてみました。
  • この山々の地質は、およそ1億年前にできた火成岩で、地下深くでマグマが冷えて固まった花崗岩などで構成されているそうです。
  • 今から約100万年前の近畿地方では、東西の両方向から押し上げる地殻の変動によって造山作用が起こり、生駒山地などが隆起してきたといわれています。
  • 生駒山の山頂部は、主に斑レイ岩という斜長石とカンラン石で構成されていて、風化や浸食に強い岩石で出来ているために、花崗岩質でできた他の山地部と比べて高くなっているわけですね。
  • また巨石信仰の岩として有名な「観音岩」は、北生駒山系の最北端に近いところにある交野山(こうのさん:交野市)の山頂に突き出しています。これも8000万年前に冷えて固まったマグマが、100万年の長い年月を経て隆起してきたものといわれます。

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    交野山(こうのさん)の観音岩
  • 平穏な心や平和な社会も時代・環境の変化とともに様々な〝ゆらぎ〟を起こしますが、時の流れを素直に受け入れつつ、どっしりと落ち着いた姿を保てるようにしたいものです。