易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「小異から大同へ」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「火沢睽」の「五爻変」でした。
  • 「睽」(けい)は、親しい間柄ゆえに細かいことまで見え過ぎて、互いに反発してしまう関係です。近くて同じ類型の関係にあるほど、「小異」が気になるものですね。
  • 「五爻変」は「小異」を素直に受け入れて、自分からより良い関係を築いていきます。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 当地・四條畷市は、人口5万6千人弱のコンパクトなまちです。
  • ここでは従来から、基礎自治体の限られた財政力の中で、行政サービスの質と効率性を確保する方策の一つとして、葬祭霊園施設、廃棄物処理場、消防、水道の各分野で近隣自治体との共同・広域処理方式が定着しています。
  • こうした共同・広域処理方式は、互いの「小異」を捨てて、地域住民の便益をより少ない財源で持続させるという「大同」のために、過去の関係者が互いに力を合わせて実現した貴重な財産ですね。

 

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桜満開時の飯盛霊園(サインゲート)

〇「観る力を養う」

  • 今月の17日に開設された「規制改革・行政改革ホットライン」(通称「タテワリ110番」)は、即座に4000件を超えるメールが殺到し、河野行革担当大臣が「一旦休止」を表明しました。
  • 行政という組織は、タテワリとナワバリという2つの独特な習性が比較的強いように思います。
  • タテワリやナワバリには組織間の権限や守備範囲の壁があり、とりわけそれぞれの組織に所属している職員間の〝意識の壁〟があります。
  • 中央政府の組織管理は、今日では人事権を含めて内閣府に一元化されていますが、まだまだ〝意識の壁〟を取り崩すには、相当の年月がかかりそうです。
  • 新しい内閣によって、「携帯サービスの低廉化」や「不妊治療の支援」、そして「災害対策」「海上の警備と防衛」など、タテワリやナワバリを超えた政策が一層進められることは、多くの人々の待ち望むところでしょう。