〇「今日の易占から」
- 今日の易占は「水沢節」の「三爻変」でした。
- 「節」(せつ)は、節度を守ることであり、自分の限界を自覚しつつ潜在的な可能性への信頼も大事にします。
- 「三爻変」は、節度を失って苦難に遭うときです。自業自得ですから、反省材料として今後に活かしましょう。
- 本日のテーマは「ダム理論から学ぶ」とします。
〇「地域を楽しむ」
- 「ダム」はオランダ語を語源とする英語で、日本語では「堰堤」(えんてい)と呼ばれますが、すでに日本語としても「ダム」の方が定着しています。
- 水力発電や利水あるいは防災(洪水や土砂流出など)のために、川や谷を横断もしくは窪地を包囲するなどして造られる土木構造物のことです。
- 大阪府域にある「ダム」をネットで調べてみると、呼称は「ダム」でなく「池」となっているところや建設中の安威川ダムを含めて19カ所あるようです。
- 当地・四條畷市域にもダムがありました。下田原地区にある「寒谷池」(さぶたにいけ)です。1899年竣工のアース式ダムで堤高15m堤長67m、6.4万トンの貯水能力を備えています。
〇「観る力を養う」
- 「ダム理論」といえば、経営の神様・松下幸之助氏の提唱した「ダム経営論」が浮かんできます。
- 『実践経営哲学』(PHP研究所刊1978年)によると、「ダム経営を実行すること」と題して、以下のように記されています。
「…ダムというのは、河川の水をせき止め、たくわえることによって、季節や天候に左右されることなく、常に必要な一定量の水を使えるようにするものである。」
「そのダムのようなものを、経営のあらゆる面に持つことによって、外部の諸情勢の変化があっても大きな影響を受けることなく、常に安定的な発展を遂げていけるようにするというのが、この〝ダム経営〟の考え方である。設備のダム、資金のダム、人員のダム、在庫のダム、技術のダム、企画や製品開発のダムなど、いろいろな面にダム、いいかえれば余裕、ゆとりを持った経営をしていくということである」