〇「今日の易占から」
- 今日の易占は「火地晋」の「四爻変」でした。
- 「晋」(しん)は、物事が進展するときです。豊かなアイデアを持つリーダーに従って、よい結果を生みます。
- 「四爻変」は、分不相応な状況ですから、自分の身の丈を知る必要がありますね。
- 本日のテーマは「身の丈を知るセンサー」とします。
〇「地域を楽しむ」
- さて、地域の「身の丈」は何をもってどのように測るのでしょうか。
- 面積や人口規模、あるいは自治体の税収や予算規模なども「身の丈」を測る指標の一つです。
- 私が思う「その地域の身の丈を知るセンサー」は、主たる鉄道駅の「駅前広場」です。
- 当地・四條畷市域には、JR片町線(通称:学研都市線)が南北に走っていますが、その鉄道駅は2つ(四条畷と忍ケ丘)あって、正直のところ2つのうち何れが「主たる鉄道駅」なのか、定かではありません。というのも、「JR四条畷駅」は駅前広場の大半が大東市域側にあるからです。
- したがって、過去の四條畷市政を振り返っても、「忍ケ丘駅前再開発」という事業はありますが、「四条畷駅」には無いのです。
- こうした経緯からも、四條畷市という地域にとっての主たる「駅前広場」は、「忍ケ丘」と考えるべきでしょう。
- 事実、この忍ヶ丘駅が誕生した歴史をひもとくと、「1953年(昭和28年)に日本国有鉄道が星田駅-四条畷駅間に新設開業。四條畷市内(当時は四條畷町)初の鉄道駅として、住民運動によって誕生した。開業当初は1面1線。1979年(昭和54年)に 複線高架化が完成し、相対式2面2線の駅となる。」とされています。
- 忍ケ丘駅の駅前広場には、もちろん商業施設やオフィスビル、バスやタクシーの発着場があり、また噴水広場や絵本作家の谷口智則氏作のモニュメント、史跡の案内板などもありますが、何となく「地域のセンサー」としてのインパクトは弱いように思います。
- すぐ近くには古墳時代前期の石棺も見られる「忍岡古墳」があり、第二京阪道路沿いのショッピングモールにつながる商店街の動線も、もっと活かしたいところです。
〇「観る力を養う」
- 今日のテーマ「身の丈を知るセンサー」から、ペットとして愛されるネコの「ひげ」の役割について、調べてみました。
- 北海道の獣医師・加藤桂子氏のブログによると、ネコの「ひげ」には次のような3つの役割があるとのことです。
1.刺激を感じ取る
2.平衡感覚を維持する
3.ひげで感情を表現する
- 地域とネコを一緒にしてはいけませんが、地域の主たる駅前は、駅に降り立った人々にとって、その地域独特の雰囲気と身の丈に応じた賑わい、そして「また訪れてみたい」という刺激を感じさせる空間であり、センサーであってほしいと思うのです。