〇「今日の易占から」
- 今日の易占は「地山謙」の「五爻変」でした。
- 「謙」(けん)は、謙虚な姿勢で公平をモットーに接するとき。
- 「五爻変」ですから、素直な心で教えを求めつつ正道を歩みます。
- 本日のテーマは、「謙虚な姿勢は素直な心から」とします。
〇「地域を楽しむ」
- かの「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助が創業した松下電器(旧社名、今のパナソニック株式会社)は、1933年(昭和8年)その本拠地を大阪市内から現在の門真市に工場を建設・移転しました。(その後吸収したサンヨーは、守口市に立地)
- 当地・四條畷市は、門真市・守口市と近接していることもあって、松下系企業の社員関係者も多数在住されています。
- パナソニック株式会社は、いわゆる白物家電をはじめ映像システム、照明器具・配線器具などの住宅設備分野、またリチウムイオン二次電池などのエネルギー関連分野にも重点を置く世界有数の総合家電メーカーです。
- その遵奉精神は、1937年(昭和12年)に後の2つの精神が加えられて以降、今も「産業報国の精神、公明正大の精神、 和親一致の精神、力闘向上の精神、礼節謙譲の精神、順応同化の精神、 感謝報恩の精神」の7つが掲げられています。
- 「礼節謙譲の精神」は当初から掲げられた精神であり、幸之助氏の説く「素直な心」と密接に関連していると考えます。
〇「観る力を養う」
- 経営の神様・松下幸之助氏が、その著書「素直な心になるために」の中で語っている言葉から、本日のテーマ「謙虚な姿勢は素直な心から」をここで観ておきましょう。
「素直な心というものは、だれに対しても何事に対しても耳を傾ける心…、すべてに対して…そこから何らかの教えを得ようする心…、よいものはよいと認識し…その価値を正しく認めることのできる心である。」 (松下幸之助著『素直な心になるために』1976年 PHP研究所刊から)
- つまり「耳を傾ける心」「すべてに対して学ぶ心」「その価値を正しく認めることのできる心」の3つが「素直な心」を形成し、「謙虚な姿勢」につながるというわけです。