〇「今日の易占から」
- 今日の易占は「兌為沢」の「三爻変」でした。
- 「兌」(だ)は、和やかな会話があり悦びのとき、互いに高め合える関係を持続したいところです。
- 「三爻変」は、迎合する者ばかり集めて喜んでいてもダメですね。
- 本日のテーマは、「にこやかに」です。
〇「地域を楽しむ」
- 当地・四條畷の地域講座:「なわて学」では、2020年(令和2年)12月に講座開講5周年を記念して、地域を学ぶ楽しみや新たな気づきなど、各々の体験を和やかに交流する「フォーラム」が開催されます。
月/日 |
領 域 |
テ ー マ |
参加メンバー |
時間・会場 |
12/12 (土) |
プライド |
「多様な“なわて”の学び方」 ~私の発見した“なわて”~ |
これまでの受講者 他どなたでも歓迎 (定員:40名) |
市民総合センター 14:00~15:30 市民ホール |
〇「観る力を養う」
- 今日のテーマ「にこやかに」は、通常ひらがな表記ですが、漢字を充てると「和やかに」あるいは「柔やかに」とされることが多いようです。
- その意味は、「① ものやわらかなさま。しとやかなさま。② なめらかなさま。③ 建築物などが立派で美しいさま。④ 心から嬉しそうなさま。にこにこしているさま。」といったところです。
- 「いろはかるた」にも「笑う門には福来る」がありますが、人間生活にとって笑顔や「笑い」は、円満な人間関係を築き持続させるために不可欠な感情表現であることは、異論のないところです。
- この「笑い」と健康・長寿の関係が注目されたのは、アメリカのジャーナリスト・作家のノーマン・カズンズ氏の体験に基づく見解がきっかけとされています。
- カズンズ氏は、49歳の時に難病とされる「硬直性脊椎炎」の診断を受け、様々な治療などを経た体験から、「笑いやユーモアが副腎に作用し、免疫力に関係するのではないか」と考えました。
- 彼は友人の医師とともに研究を始め、数か月後には社会復帰を果たしたのです。また、その後心筋梗塞となった際にも「笑い療法」を実践し、手術を受けることなく完治させました。
- 自分自身を被験者として行ったこの実験を通じて、カズンズ氏は「患者の85%までは体内の自然治癒力で病気を治すことができる」と語るのです。
- また、10年ほど前に当時の大阪府立健康科学センターが発表したレポートによると、笑いの頻度と認知機能との関連について、「‶ほぼ毎日笑う人〟の方が‶ほとんど笑わない人〟よりも、1年後に認知機能が低下するリスクが小さい。」という結果が出ています。
- 今日では、「笑いとユーモア」が人間の自然治癒力を引き出して、免疫力を高めるなど、以下のような効果があることは、多くの医療関係者も認めるところです。
- 血行を促進し筋力を高める
- ストレスを少なくし幸福感、やる気を引きだしてくれる
- 免疫力がアップし糖尿病、リウマチ、心臓病などを予防する
- 記憶力・判断力が活性化する
- アレルギー改善やダイエットにつながる
- 「笑いヨガ(ラフターヨガ)」などの実践による免疫力のアップで、新型コロナの予防を呼びかける向きもありますね。