易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「素朴さの中の華」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「山火賁」の「四爻変」でした。
  • 「賁」(ひ)は「飾る」ことですが、外面もさることながら内面をもっと磨くことが大切です。 
  • 「四爻変」は、華やかさと素朴さの調和を大事にします。
  • 本日のテーマは「素朴さの中の華」。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 当地域・四條畷の名所として「四條畷八景」があります。
  • 2005年(平成17年)に、市制施行35周年を記念して定められたもので、以下の「八景」それぞれにキャッチフレーズがつけられています。
  • この時には、記念の切手シートも発売されています。

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    市制35周年記念の切手シート
  1. 大樹を誇る「小楠公の楠」
  2. 緑と歴史を語る「四條畷神社
  3. 春のぬくもり「飯盛桜」
  4. 子どもの笑顔輝く「緑の文化園」
  5. 市民が憩う「室池散策路」
  6. 自然のオアシス緑の「室池」
  7. 伝説を静かに語る「権現の滝」
  8. 田原の郷に映える「霊園の桜」
  • 中でも7番目の「権現の滝」は、「権現川ハイキングコースの途中にある高さ15メートルの滝で、八大龍王の姿を現すと伝えられています。本市に『権現滝』という民話があります。」(市のホームページ)とあるように、前に立つと厳かで「素朴さの中に華」があり、水の落ちる音とともに心が洗われるように思います。

 

〇「観る力を養う」

  • 今日のテーマ「素朴さの中の華」から、まず「素朴」と「華」、それぞれの持つ意味を確認してみます。
  • 素朴:「自然のままに近く、あまり手の加えられていないこと。単純で発達していないこと。また、そのさま」「人の性質・言動などが、素直で飾り気がないこと。また、そのさま」
  • 華(はな):「派手で、はなやかなこと」「 輝き、光、栄え」「 すぐれて美しいもの」「 白い粉末」「中国の自称(中華)」
  • 易経』の「飾ること」をイメージする「賁」という卦の説くところでは、「美の極致は極彩色ではなく純白」とされています。
  • 中国では、漢代に至るまでの多くの古い書物から天子を戒めるための逸話を採録した『説苑』(ぜいえん・第20巻「反質篇」)に、「原質の優れた本物には、飾りは無用」と説かれています。