易経で自分らしさを磨く

今日の易占から/地域を楽しむ/観る力を養う

「機が熟す」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「水天需」の「四爻変」でした。
  • 「需」(じゅ)は、時機を待つ。これまでの努力が報われる機会が近づいています。
  • 「四爻変」ですから、素直な心で周囲の導きに従ってOKですね。
  • 本日のテーマは、「機が熟す」とします。

 

〇「地域を楽しむ」/「観る力を養う」

  • 今日のテーマ「機が熟す」ですが、これは「ある物事をするのに、ちょうどよい時機になる」ことを意味しています。
  •  当地域・四條畷ゆかりの哲人・安岡正篤氏の言葉から観ていきます。
  • 安岡正篤氏の「機」は、つまり「特異点」であるとして、以下のように説いています。(『安岡正篤「やりたいこと」を必ずやり遂げる生き方』寺師睦宗著・三笠書房刊)

「何事にも機というものがある。これを知り、これに乗じて行なえば、着々実効が上がるが、それを逸すると、物事はすべて渋滞する。商売にも『商機』というものがあり、商機をつかまえなければ商売は活きてこない」

「機をとらえることができるか否かが、成功・不成功の分かれ目だ」「人間にとって最も大事なのは機だ。機とは漢方で言えばツボとか勘どころのことで、そこを外すと物事が活きてこない一点のことである。」

「機は『おり』とか『しお』『はずみ』『きっかけ』などと言い換えることもできる。そういうなんでもないもののように見えて、特異なこと、大変なことが勃発するような点、それを『特異点』と言う。それを正確にとらえ、活かすことが、人生の飛躍につながるのである。」

  • 特異点」は物理学の用語で、英語では「シンギュラー・ポイント(singularPoint)」と表現されています。(例えば、水を沸かすときの「沸点」、それを超えると状態が一変して沸騰し始めるときの温度)
  • また、近代日本の経済基盤を築いた重要人物・渋沢栄一氏の名言にも、「どんなに勉強し、勤勉であっても、上手くいかないこともある。これは機がまだ熟していないからであるから、ますます自らを鼓舞して耐えなければならない。」とありました。