易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「山系の彩り」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「地風升」の「五爻変」でした。
  • 「升」(しょう)は、着実に前進・上昇するときです。
  • 「五爻変」は、一歩ずつ堅実な歩みを進めます。
  • 本日のテーマは、「山系の彩り」とします。

 

〇「地域を楽しむ」/「観る力を養う」

  • 当地域・四條畷市域の山手は、国定公園の区域と重なる北生駒の山系が広がっています。
  • これまで生駒山系には、「花屏風」構想と呼ばれるプロジェクトで数多くの樹々や花々が植栽されてきました。
  • 「花屏風」構想は、かつての橋下府政の頃(平成20年12月)に、「明るく笑顔あふれる大阪」をキャッチフレーズに「将来ビジョン・大阪」が策定され、その取組みの一環として打ち出されたプロジェクトです。
  • 大阪府のホームページに掲載されている生駒山系「花屏風」構想の説明は、以下のとおり。

「大阪の市街地から見渡せる生駒山系を屏風に見立て、府民の皆さんとの協働で、ヤマザクラなどの花木や、イロハモミジなど紅葉の美しい樹木を植樹し、生駒山系に四季折々の彩りをもたせます。」

生駒山系を府民に愛される自然資源として次世代に引継ぐとともに、放置森林問題への理解を深めていただきたいと考えています。」

「目標:30年後の生駒山系の姿を見据え、平成35 年度(令和5年)までに1万本を植樹します。」

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生駒山系「花屛風」構想
  • 「山系の彩り」は、人間が継続して関わらなければ色褪せてきます。
  • 行政府が構想・プロジェクトを息長く提唱・推進し、これに応じて苗木などを提供して下さる企業や緑化団体があり、そして花木の植栽や保全に多くの市民・府民がボランティアで参加し行動することによって持続されるものです。
  • 「花屏風」構想は、今年ですでに10数年が経過し、「生駒山系の四季の彩り」は着実にレベルアップしているはずです。
  • 15年間で「1万本」の目標達成まであと3年となりましたが、今どの辺りまで達成されたのでしょうか。(植栽した花木のすべてが順調に成長するわけではありませんが…)
  • この構想のめざす配置イメージが、次の3点に集約されています。

(1)人が集まる「花広場」:府民がよく利用する園地、広場などに花の名所をつくる
(2)街から望む「花屏風」:市街地からよく見える稜線や開けた場所などに花の景観をつくる
(3)人が行きかう「花回廊」:古くからの生駒超えの街道、主要道沿いに彩りの回廊をつくる