易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「足元を観る」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「水山蹇」の「初爻変」でした。
  • 「蹇」(けん)は、前途に困難なことが待ち受けているので、ここは止まって自分の足元を観ます。 
  • 「初爻変」ですから、今は退いて守りを固める。時が来れば事は成ります。
  • 本日のテーマは、「足元を観る」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 今日の映画館といえば、大抵の人はシネマコンプレックスに出かけます。
  • ふと思うことは、今も変わらず有難い存在として、薄暗い館内を安全に座席まで誘導してくれる「足元灯」の存在です。
  • さて映画といえば、阪急阪神東宝グループの中核企業の1つ東宝株式会社は、1932年(昭和7年)に当時の阪神急行電鉄の小林一三氏によって、演劇、映画の興行を主たる目的に「㈱東京宝塚劇場」が設立されたのが始まりです。
  • 同氏は、阪急電鉄をはじめ現在の阪急阪神東宝グループの創業者で、鉄道事業を軸に都市開発(不動産事業)、流通事業(百貨店、スーパーなど)、観光事業などを一体的に進めて相乗効果を上げる、独自の経営手法を築きました。
  • わが国の鉄道経営や都市開発に大きな影響を与えた大阪の実業家であり、また政治家、文化人としても有名です。
  • 1934年(昭和9年)に東京宝塚劇場を開き、有楽座、日本劇場、帝国劇場を所有、日比谷一帯に事業を展開します。劇場・映画館は、大阪ではなく東京から始めたんですね。
  • 1970年(昭和45年)の大阪・千里万博の会場用地なども、当時「阪急グループ」の事業地の一部と聞いています。グループの礎を築いた小林一三氏は、大阪・関西都市圏の発展成長を語る上で、絶対に欠かせない重要人物の一人です。

 

〇「観る力を養う」

  • 本日のテーマ「足元を観る」について、少し考えます。
  • 通例「足元を見る」といえば「相手の弱点を見つけて、そこにつけ込むこと」ですが、ここでは「自分自身が両足をしっかりと地につけて歩けているかどうか」という意味で、自分の「足元を観る」と書いてみました。
  • たまには映画鑑賞もいいですね。(三密に注意が必要ですが)目立たない「足元灯」の存在にも感謝しながら…。