易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「下り道を楽しむ」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「乾為天」の「上爻変」でした。
  • 「乾」(けん)は、人間の生涯(人格形成過程)を、その時々の立場・地位に即して説いています。 
  • 「上爻変」の爻辞は「亢龍悔いあり」で、地位を高く上り詰めたら後は下り。これまでの行いを謙虚に省みながら、下り道を楽しめるといいのですが。
  • 本日のテーマは、「下り道を楽しむ」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 当地域・四條畷市では、毎月定例的に「畷歩こう会」が開催されています。
  • 第2日曜日を基本に、四條畷神社から飯盛山頂に向かって、参加者が自由に自分のペースで登り始めていきます。山頂まで登った参加者のカードに押されるスタンプが一定数に達するごとに、記念バッジなどが贈られます。
  • 標高40m位の神社下から314mの山頂まで、標高差にして約270mのこのコースは、なかなか急峻ですが、毎回欠かさず参加する人、この日だけでなく毎日登っている人、あるいは駆け足で登っていく健脚家もいます。
  • 飯盛山頂からの下り道は、(時間があれば上りとは別の)慈眼寺・野崎観音に出るコースなどが、景色の変化も楽しめてお勧めです。

 

f:id:okarina1952:20210123112257p:plain

慈眼寺・野崎観音の本堂

〇「観る力を養う」

  • 本日のテーマ「下り道を楽しむ」について、まず「一財・日本万歩クラブ」が推奨する「山歩き」のコツから確認してみました。
  • このクラブは、「1日1万歩」運動を提唱して、1965年(昭和40年)にスタートし、文部省(現・文部科学省)から財団法人として認可された、わが国最初の「ウォーキング」の団体です。
  • 同団体のホームページによると、下り方のポイントが3つ示されています。

1.上体を起こしつつ、腕は揺れないように背面に組む

2.足裏全体で地面をとらえてから、体重をゆっくり移行する

3.歩幅とペースを抑えながら一歩一歩前進する

  • 私の場合、下りで足を痛めることが多いので、この1~3の基本をしっかりと身につけないといけませんね。
  • 人生の下り道も、上体を起こして背を伸ばし、足裏全体でバランスよく立場を踏まえ、ゆっくりと自分に合った歩幅で景色を楽しみながら、(コロナ禍など、いかなる環境変化があっても転倒することなく)前進し続けたいものです。