易経で自分らしさを磨く

今日の易占から/地域を楽しむ/観る力を養う

「終わりを全う(まっとう)する」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「坤為地」の「三爻変」でした。
  • 「坤」(こん)は、あらゆるものを育む大地のパワーを秘めています。 
  • 「三爻変」ですから、自分の道を全うすべく謙虚にやり遂げます。
  • 本日のテーマは、「終わりを全う(まっとう)する」とします。

 

〇「地域を楽しむ」/「観る力を養う」

  • 「終わりを全うする」は、「物事を最後まで立派にやり遂げること。」「恥ずかしくない生き方を貫いて人生を終えること。」という意味で使われています。
  • 文字通りの「終わりを全うする」は、自分の過去を振り返ると耳の痛くなるような言葉ですが…。
  • でも、「個々人の生命には限りがあり、また人生は自分一人だけで成し遂げられるものはない」という認識に立つと、安岡氏の説く言葉は、後世の私たちに生きる力と勇気を与え続けてくれるように思います。
  • かつて当地域の旧制四條畷中学に学んだ東洋哲学者・安岡正篤氏は、この「終わりを全うする」を「よりよく、どこまでも続けていくこと」と解釈しながら、以下のように説きます。(『安岡正篤 一日一言』)

「宇宙が永遠であるように、人生も永遠でなければならん。」
「永遠であるということは、その途中を受け継いでゆく人が、よく終りを全うしてゆくということであります。」
「終りを全うしなければ、次の者は始めることができません。」
「従って終りを全うするということは、どこまでも続けてゆくということであり、よく永遠であるということに外ならない。」

  • 例えば、人事異動で後任者に仕事を引き継ぐときにも、これらの言葉を思い浮かべたいですね。