易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「時節を観る」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「水沢節」の「二爻変」でした。
  • 「節」(せつ)は、「適度に節する」こと。目標に向かって今の立場・環境の下で精進します。 
  • 「二爻変」ですから、何の努力もせずにうずくまっていては、時機を失しますね。
  • 本日のテーマは、「時節を観る」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 当地・大阪府域では、昨日の「府新型コロナウイルス対策本部会議」で、来月7日まで発令中の「緊急事態宣言」について、国への解除要請を見送ることを決めました。
  • 引き続く医療体制の逼迫した状況や専門家からの慎重意見などを受けた判断は、やむを得ないと考えます。
  • 結果として「緊急事態宣言」が継続され、不要不急の外出や施設利用などが引き続き制限される中で、このところ未来に向かう思考を停止している自分の現状に気づきました。
  • コロナ禍による「緊急事態宣言」を口実に、今できることを先送りし、来るべき時機を迎えるための準備行動を怠っている自分の姿です。(…反省)
  • 暦の上では節分・立春が過ぎ、他方でワクチン接種の準備も進められていますが、コロナ禍の「時節」を見極めるのは、まだまだ容易ではありません。

 

〇「観る力を養う」

  • 本日のテーマ「時節を観る」から、「時節」という言葉の持つ意味を考えてみました。
  •  その意味は、「自然の移り変わりによって感じられる時分」「その時々の世間の情勢」「何かをするのによい時機、タイミング」といったところです。
  •  つまり「時節」は、その使い方によって「季節・情勢・機会」の3つの意味が表現できるということです。
  • いかなる事態であっても、「季節・情勢・機会」の3つを見極めながら、いざという時のために自分の生活リズムをバランスよく持続できるといいですね。
  • 「時節を観る」ということは、「その時々の環境変化や社会情勢を意識しながらも、日課や目標に向かうための準備活動など、今できること為すべきことは通常通り進めることが大切だ」ということを、肝に銘じたいところです。