易経で自分らしさを磨く

今日の易占から/地域を楽しむ/観る力を養う

「治世か乱世か」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「地天泰」の「三爻変」でした。
  • 「泰」(たい)は「安泰」、物事の組み合わせやバランス、そしてタイミングが合致するときです。 
  • 「三爻変」ですから、自然体で誠実に行動するのみですね。
  • 本日のテーマは、「治世か乱世か」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 当地域・四條畷ゆかりの小楠公・楠正行に関する事績等は、その大半が室町時代に成立した『太平記』の記述に基づいています。
  • 太平記』は、南北朝時代を舞台に、後醍醐天皇の即位から鎌倉幕府の滅亡、建武の新政とその崩壊後の南北朝分裂、観応の擾乱、二代将軍足利義詮の死去と細川頼之管領就任までの約50年間(1318年・分保2年~1368年・貞治6年頃)を描いた全40巻の軍記物語です。
  • 表題の「太平」は、平和を祈願する意味で付けられたと考えられ、また怨霊を鎮める意図も込められているとの指摘があります。
  • 太平記』を論じたものを含めて、大楠公楠木正成と正行を題材にしたものは、研究論文や歴史小説、あるいはテレビドラマを含めて、これまで相当数出ています。
  • その中では、2016年(平成28年)に扇谷昭氏が著した『楠正行』(株式会社文芸社刊)は、正行に焦点を絞って、この間の調査・研究の成果を駆使して集大成されたもので、正行自身の立場で語る歴史小説として、独自の輝きを放っています。

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〇「観る力を養う」

  • 本日のテーマは「治世か乱世か」です。
  • 「治世」とは、「平和でよく治まっている世の中、太平の世」、また「 統治者として世を治めることであり、その期間」を指しています。
  • 一般的には「徳川の治世」のように、全国的な争いなどが起きず、治安と民生の安定した社会秩序がある状態をいいます。南北朝時代や戦国時代のように、これと正反対の状態にあるのが「乱世」です。
  •  ですが、何をもって「治世」とし、どのような状態を「乱世」と観るのかは、その焦点をどこに絞るかによって異なり、また同時に明確な指標や判断基準が見当たらないように思います。
  • (そうした‟あいまいさ”をお許しいただきながら) 現在、我々が生きている日本の国に関していえば、間違いなく戦後から「治世」が続いているはずですが、グローバルに近年の70年余りを観ると、地球社会は決して「治世」とはいえない状況が続いています。
  •  いわゆる冷戦終結後も、中東をはじめとして紛争やテロ、そして少数民族の抑圧などが絶えず、また、ミャンマーでは軍事政権によるクーデターが起きるなど、「乱世」を招きかねない事象が多々生じています。
  • 人類が過去の「乱世」の教訓を活かし、この間の「コロナ対策」を契機にして、地球ぐるみの協力・共生の社会秩序、つまりグローバルな「治世」の実現に向かうベクトルを強めることを願うばかりです。