〇「今日の易占から」
- 今日の易占は「水天需」の「初爻変」でした。
- 「需」(じゅ)は、すべきことをやり尽くすとき、事の成否はその結果です。
- 「初爻変」ですから、今は距離を置いて身を守りつつ、時機の到来を待ちます。
- 本日のテーマは、「天命を待つ」とします。
〇「地域を楽しむ」
- 大阪にゆかりのある武将に、真田信繁(幸村)がいます。
- 幸村は、甲斐(現山梨県)の武田信玄に仕えた父・真田昌幸の次男であり、豊臣秀吉に臣従し、最期まで徳川家康と互角に戦った名将です。
- 秀吉の死後、1600年(慶長5年)の関ケ原の戦いで、石田三成に加勢した父とともに徳川軍の進軍を阻みます。しかし豊臣方は敗れ、その年末に真田父子は、紀伊・九度山(現和歌山県伊都郡九度山町)に配流されました。(この間に父・昌幸が没します。)
- そして、幸村が再び脚光を浴びるのが、1614年(慶長19年)の「大坂冬の陣」ですね。
- さて、大阪市天王寺区の宰相山公園にある「三光神社」は、かつての「真田丸」があったと伝えられる場所です。
- また、幸村が1615年(慶長20年)の「大坂夏の陣」で戦死した地が、同じく天王寺区にある「安居神社」境内です。幸村は、力尽きて神社の境内にある一本松の下で休息しているところを討ち取られました。(享年49)
- 「三光神社」には、真田の抜け穴と幸村の立像が、また「安居神社」には幸村の座像と戦死跡の碑、そして二代目の一本松「さなだ松」があります。
〇「観る力を養う」