易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「天命を待つ」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「水天需」の「初爻変」でした。
  • 「需」(じゅ)は、すべきことをやり尽くすとき、事の成否はその結果です。 
  • 「初爻変」ですから、今は距離を置いて身を守りつつ、時機の到来を待ちます。
  • 本日のテーマは、「天命を待つ」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

〇「観る力を養う」

  • 本日のテーマ「天命を待つ」は、12世紀の中国・南宋儒学者:胡寅(こいん)の著『読史管見(とくしかんけん)』に出てくる「人事を尽くして天命に聴(まか)す((読み下し文)」から引きました。
  •  その意味は、「全力で努力を傾けたら、その後は静かに天命に任せる。」つまり、「事の成否は人知を越えたところにあり、いかなる結果になっても悔いはない」という心境を指すものです。
  • 真田幸村は、1614年(慶長19年)に豊臣家臣の使者が来るまで10年以上もの間、紀伊九度山で身を潜め、時機を待ち続けていたわけですね。