易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「身体リズム」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「天雷无妄」の「五爻変」でした。
  • 「无妄」(むぼう)は、邪念や雑念のない素直な心構え。天命に従って行動します。 
  • 「五爻変」ですから、身体のリズムを感じつつ日課をこなします。
  • 本日のテーマは、「身体リズム」です。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 今年は(コロナ対策が継続される中)、大阪・四條畷でも各地で入学式が無事行なわれています。
  • 桜の花は早々と咲いて見事に散っていきましたが、そのバトンをハナミズキが受け取ったように色づき始めています。
  • 人々が活動する周期は、やはり日・週・月・四季のサイクルを重ねつつ、1年で一段落するリズムが身体に定着しています。
  • したがって、身体のリズムは、体内時計を日々回しながら、その時期の気候や社会環境に合わせて、心拍や呼吸の速さ、あるいは睡眠時間を調節しているのでしょう。

    f:id:okarina1952:20210412105248p:plain

    人体リズムの種類(日本成人病予防協会のホームページから)

 〇「観る力を養う」

  • ドイツの哲学者で教育者のルドルフ・シュタイナーは、「人体のリズムは、意志を強め心身を力づける」と語っています。
  • シュタイナー流でいえば、人体の活動リズムは「土曜日の夕方の6時に始まり、7日間つまり次の土曜日(1週間)の午後6時で1つの活動サイクルが終了」となります。
  • シュタイナーの教育理論は「人智学」に基づく奥深いものですが、その特徴の一つに「人体の成長を7か年サイクルで捉える」ところがあります。
  • したがって彼は、学校教育も7か年の区切りを基本に考え、例えば「効果的な再学習のタイミング」を人間の成長と記憶定着のリズムから導いて、「1学年で学んだことを7学年に、2学年で学んだことは6学年に、そして3学年に学んだことは5学年に〝おさらい〟するとより教育効果が高い」と考えます。(『人体と宇宙のリズム』風濤社刊・西川隆範訳)