易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「オリンピック開催への道程」

〇「地域を楽しむ」

  • 日本列島を巡る聖火リレーも、紆余曲折を経て昨日4月27日には鹿児島県に入っています。
  • 大阪での聖火リレーは、コロナ禍第4波の中、4月13日から吹田市万博記念公園の周回コースで、無観客により実施されました。
  • 当初の18自治体を巡る計画を含め、一時は中止も検討された上での結論であり、まずは無事に徳島県につなげてよかったですね。

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    「フォーブス」配信の写真から(2021.4.28)

〇「観る力を養う」

  • 本日のテーマ「オリンピック開催への道程」から、「オリンピック精神」の原点に目を向けてみました。
  • 近代オリンピックはピエール・ド・クーベルタン氏の提案に基づいて、パリで国際オリンピック委員会IOC)が発足したのが1894年6月23日でした。
  • 1925年に、IOC総会で憲法となる『オリンピック憲章』が制定されています。
  • この憲章の「根本原則」として掲げられている9項目のうち、オリンピックの理念と目的・目標を示している第2と第3の項目を以下に抜き出しました。

2 オリンピズムは、肉体と意志と知性の資質を高揚させ、均衡のとれた全人のなかにこれを結合させることを目ざす人生哲学である。オリンピズムが求めるのは、文化や教育とスポーツを一体にし、努力のうちに見出されるよろこび、よい手本となる教育的価値、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重などをもとにした生き方の創造である。

3 オリンピズムの目標は、あらゆる場でスポーツを人間の調和のとれた発育に役立てることにある。またその目的は、人間の尊厳を保つことに重きを置く平和な社会の確立を奨励することにある。この趣意において、オリンピック・ムーブメントは単独または他組織の協力により、その行使し得る手段の範囲内で平和を推進する活動に従事する。

  • 改めて「オリンピック精神」を観ると、人間の存在価値や生き方から人間社会のあり方までを視野に入れた、崇高な中身であることが再認識できました。
  • ちょうど1年間延期された「東京オリンピックパラリンピック」ですが、ここまで来れば、歴史に残る大会となるよう成功させたいものです。