易経で自分らしさを磨く

今日の易占から/地域を楽しむ/観る力を養う

「徳への道:教育とは」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「地山謙」の「上爻変」でした。
  • 「謙」(けん)は、何事にも私心なく謙虚な姿勢で応じます。 
  • 「上爻変」ですから、いくら謙虚でも独善に陥らないよう気をつけます。
  • 本日のテーマは、「徳への道:教育とは」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 当地・四條畷ゆかりの人物:安岡正篤氏は、西洋哲学との比較論を含め、儒教・仏教・道教及び神道国学に至るまで、学問を広く深く追求し体得した偉大な東洋哲学者です。
  • 地位や名誉を求めることなく、人間社会を先導する人材の育成をめざして説き続けられた「安岡教学」は、今日もなお多くの人々の共感を得ています。

 

〇「観る力を養う」

  • 本日のテーマ「徳への道:教育とは」は、安岡氏の著書『禅と陽明学』(1999年プレジデント社刊)から、教育の目的とその肝腎を説いている部分を抜き出してみました。
  • 安岡氏は、儒学宋学)の基盤を確立した周茂叔(しゅうもしゅく、号は濂渓:れんけい)の『通書』をひもときながら、大要(私流に要約)、以下のような人生哲学を説いています。
  • 「教育(聖人の教え、道徳)というものは、人間をして自らその『悪』(悪とは、天地自然の真理・法則に反すること)を易(か)えて、この法則(真理…万物が生成化成、進化してゆく…つまり『中』)に至らしむのみ」
  • 「そうして動いて正しいのが『道』である。これを使って物事が統合していくのが『徳』であり、用いて和することを『徳』という。」
  • 「無欲であれば『虚』であり、『虚』にして動けば『直』」「動いて『直』」なれば則ち『公』、つまり『私』ではない。」
  • 「そうすれば『道』(真理)に合致した生き方になる。」
  • こうして観ると、『易経』の「謙」卦の説くところにも限りなく重なってきます。