易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「願望は大きく完了形で描く」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「沢火革」の「二爻変」でした。
  • 「革」(かく)は、革(あらた)めるとき。これまでの流れや周期パターンから、新たなフェーズに入ります。 
  • 「二爻変」ですから、機が熟せば新たな世界に踏み出します。
  • 本日のテーマは、「願望は大きく完了形で描く」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 著名な私利私欲のない発明家として、2002年(平成14年)に87歳の生涯を閉じた政木和三氏がいます。
  • 同氏は、大阪大学に進んで工学部の全学科を習得し、さらに医学部で神経エレクトロニクスの研究を行っています。その後、大学で通信工学科研究室に入り工学部工作センター長となりました。
  • 定年退職後は岡山の林原生物化学研究所に勤務し、「バイオライト」をはじめ「ヘルスアップ」「バイオリズム計」等、数々の商品を発明・開発しました。

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    バイオライト
  • その発明は、生涯に1千件以上といわれ、しかも特許権を無償で公開したため、自動炊飯器、自動ドアー、格安テレビ、魚群探知機など、人々の生活と社会の進歩発展に大きく寄与しています。

 

〇「観る力を養う」

  • 本日のテーマ「願望は大きく完了形で描く」は、政木和三氏の言葉から引いています。
  • 同氏は、80歳頃に著した『奇跡の実現』(産能大学出版部刊)の「あとがき」で、次のように語っています。

「事業でも商売でも、状況が悪い時は感謝すること、そして修業させていただいてありがとうございますと念ずれば、自然に道は開けていくのである。」

「目先の欲望を捨てて過去完了形で思えば、この世から不可能という言葉はなくなる。私ほど幸福なものはないと思って、足下の一歩一歩を堅実に進むべし」