易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「見龍(けんりょう・けんりゅう)」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「乾為天」の「二爻変」でした。
  • 「乾」(けん)は、人間の成長過程に応じた身の処し方を説きます。 
  • 「二爻変」ですから、今は地道に学び、実力を磨きます。
  • 本日のテーマは、「見龍(けんりょう・けんりゅう)」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 例年よりも半月ほど早い梅雨入りで、当地・四條畷にしばらく降り続いた雨も上がり、今朝は夏の兆しを感じさせる陽光が射しています。
  • 古来、国や組織の栄枯盛衰を満ち欠けする月の変化に擬えることがあります。
  • 「月齢カレンダー」から、今週の「月齢」をお借りしました。今日は、新月から数えて「11.3日の月」で、26日の水曜日が満月ですね。

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    「月齢カレンダー」から
  • ただし、今回の満月は、ちょうど月が地球の影に入る「皆既月食」となることが、国立天文台の情報で分かります。

 

〇「観る力を養う」

  • 本日のテーマ「見龍」については、『易経』の「乾」卦・二爻から引いています。
  • 易経』の「乾」卦では、龍の一生に擬えて、それぞれの人間の成長過程に応じた身の処し方を説いています。
  • 第二爻「見龍」の「見」は、「 会う、面会 2. 見える、目に入る 3. (陽に)当たる、触れる」といった意味を持つ漢字です。
  • 月の満ち欠けの状況(月齢)に置き換えると、「3~5日頃の月」でしょうか。
  • したがって「二爻」は、ようやく龍が地上に姿を現しますが、良き書物・師匠に会い、真摯な気持ちで自分を磨く時期にあることを示唆します。