易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「学力を養う」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「山雷頤」の「初爻変」でした。
  • 「頤」(い)は、養いの道を説く。食べることと言動に注意を払います。 
  • 「初爻変」ですから、自らの役割・使命を自覚して、今できることに集中します。
  • 本日のテーマは、「学力を養う」。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 今週もここ大阪は「緊急事態宣言」期間中ですが、昨年度は実施が見送られた「全国学力・学習状況調査」が、(少し延期されていましたが)27日に行われる予定です。
  • この調査は、文部科学省が全国の小学6年生と中学3年生全員を対象に、学力・学習状況の調査を目的として行う学力調査で、児童・生徒の学習環境や生活環境のアンケート調査も行われています。
  • 従来から大阪の正答率は、全国や近隣府県の平均値より下回っています。
  • 教育の効果を考えると、この正答率が高い方が望ましいことは当然ですが、その平均値をランキングするなどし、ことさら地域間格差を強調することは、あまり好ましいことではありません。
  • この調査結果を各学校現場や地域・家庭にフィードバックして、次の取り組みに活かすべき課題と方策を提示することこそが、重要であると考えます。
  • 高い学力が養われる条件・環境には、様々な要素が関わっていますので、何よりも児童・生徒たちが学校生活を楽しみながら(少々の個人差があっても)、義務教育のゴールで、必要な学力を身につけられる環境を整えることが大切です。
  • 学力向上に向けて、日々学校現場で努力が続けられていることに対し、敬意と感謝を伝えたいと思います。

 

〇「観る力を養う」

  • 本日のテーマ「学力を養う」から、俳優の阿部寛主演のTBS系「日曜劇場」の連続ドラマ『ドラゴン桜』の展開を思い起こしています。
  • 第5話が先日23日に放送され、平均視聴率(世帯)は13.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録しているようです。
  • この作品は2005年(平成17年)に、金曜ドラマで放送された学園ものの続編ということですが、主人公の元暴走族で弁護士の桜木建二(阿部)が、生徒の学力偏差値32という学園の再建に挑む姿を描いていく展開は、「学力とは何か」「学力を養うためには何が必要か」を問いかける、興味深いものとなっています。
  • それらの問いに対する解を、各回で意外性を感じさせながら、そして痛快に本質を突いた手法を実践的に提示していくところに、この番組の面白さがあるようです。
  • 例えば「学力を養うためには何が必要か」という点では、以下のような点を提示しています。
  1. 生徒自身が明確なチャレンジ目標を持てること
  2. 集団で学ぶ力を信頼すること
  3. 理解できるところまで遡って基礎基本を徹底し、「分かる」感じをつかむこと
  4. 親の信頼と援助が大切であること
  5. 豊かな語彙を身につけることが、あらゆる学科に通じる力になること
  6. ゲーム感覚で脳を活性化することも効果的であること 等々
  • 次回の展開が楽しみです。