易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「殻を破る」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「山風蠱」の「三爻変」でした。
  • 「蠱」(こ)は、旧弊を払拭すべきとき。新たな発想に向かいます。 
  • 「三爻変」ですから、今は残された課題を処理します。
  • 本日のテーマは、「殻を破る」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 今年の阪神タイガースは、やはり強そうです。
  • 昨日の西武との交流戦は、ホームラン競争のような試合になり、ルーキーの佐藤選手が、長嶋以来の1試合3本の本塁打を放つなど、これまでにない阪神の姿を示しています。
  • 「好機に打てない、走れない」「大砲がいない」「だから勝てる試合をモノにできない」チーム、そんな「ダメ虎」といわれてきた近年の阪神タイガースが、「殻を破った」ように見えるのです。

 

〇「観る力を養う」

  • 本日のテーマ「殻を破る」から、日本人の気質に関する国際比較の一端を観てみます。
  • 5~6年前に高校生の意識を調査した「国際比較データ」を、ネット情報からお借りしました。

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  • 学力を比較したデータからも、日本人一般の自己肯定感が極めて低いことは指摘されてきました。
  • 「自分の欠点や至らない点を自覚して、謙虚に自己研鑽を重ねる」という面は、日本人の評価すべき特性の一つといえますが、「必要以上の謙虚さ」は、むしろ「卑屈」になって「委縮」してしまいます。
  • 阪神タイガースは、ここ数年の間に「走・攻・守」それぞれの戦力を補強・充実し、近本選手や佐藤選手など若手の活躍に見られるように、何よりも「自チームの強みをドンドンと伸ばしている」ところが顕著です。
  • 「自分の強みを知り、そして少々の失敗があっても、その強みを信じて伸ばし続ける」…これが「自己肯定感」を高める結果につながることを、今の阪神タイガースが示しています。