易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「至誠如神(至誠神の如し)」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「風沢中孚」の「五爻変」でした。
  • 「中孚」(ちゅうふ)は、真心が通じ合い、チームが一つになります。 
  • 「五爻変」ですから、仲間とともに至誠を貫きます。
  • 本日のテーマは、「至誠如神(至誠神の如し)」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

 〇「観る力を養う」

  • 「至誠」とは、「誠実に真心を尽くして物事に臨み行動すること」です。
  • 本日のテーマ「至誠如神(至誠神の如し)」は、中国の儒学における「四書」(『論語』『大学』『中庸』『孟子』)の一つ『中庸』の中にある言葉です。
  • 『大学』が「四書」の入門とされるのに対し、『中庸』は「四書」の中で最後に読むべきものとされる書物ですが、「誠」については「至誠如神」、つまり「至誠の人は神のように不可思議な洞察力を備えている」と説きます。
  • この言葉の前段の部分を含めた口語意訳は、以下のようになります。

「完全に誠を備えた人は、物事の推移を予知できる。」
「国家が興隆する時には、必ずめでたい前兆があり、国家が滅亡する時には、不吉なきざしがある。占いに現れたり、重要な人物の挙動に現れる。」
「完全に誠を備えた人は、禍福がやってくる前に善も不善も事前に見抜くのである。だから神のようである。」