易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「陰徳」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「坤為地」の「五爻変」でした。
  • 「坤」(こん)は、大地の恵み。広い温かい心で物事を受け入れ成就します。 
  • 「五爻変」ですから、心穏やかに過ごせる恵まれた生活に感謝します。
  • 本日のテーマは、「陰徳」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 当地・四條畷の東部・田原地区は、大分けすると2種類のエリア、1つは「上田原・下田原」で旧田原村から歴史を引き継ぎ田園風景も美しいエリア、そしてもう1つは住都公団(今のUR:独立行政法人都市再生機構)や民間事業者が開発整備した「田原台・緑風台・さつきが丘」の新市街地エリアで構成されています。
  • 市役所の支所と図書館などがある「田原グリーンホール」は、この地区のシンボル的建造物であり、このところ「緊急事態宣言」下で集団接種会場になっていますが、本来は最も多くの人が訪れ、交流する拠点施設です。
  • このグリーンホールの西側・市道沿いの斜面には、いつも見事に手入れされた花壇があり、四季折々の彩で行き交う人々の心を和ませています。

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〇「観る力を養う」

  • 本日は「陰徳」について、考えてみました。
  • 「陰徳」とは、「人に知られないように密かにする善行」「隠れた、善い行い」のことです。
  • 中国・漢の時代に諸子百家の思想をまとめた『淮南子(えなんじ)』は、特に老荘思想の色合いが強いといわれますが、その中に(読み下し文)「陰徳ある者は、必ず陽報あり。陰行ある者は、必ず昭名あり」、つまり(口語意訳)「人知れず徳を積む者には必ず誰の目にも明らかなよい報いがあり、隠れて善行をしている者には必ずはっきりとした名誉があるものだ。」という言葉があります。
  • 自慢げなパフォーマンスや何か見返りを期待するような「徳」ではなく、「徳」であるところに天からの「朗報」や「名誉」があるということでしょうか。