〇「今日の易占から」
- 今日の易占は「地天泰」の「四爻変」でした。
- 「泰」(たい)は、泰平の道を歩みます。平穏な中でも緊張感は失わないように。
- 「四爻変」ですから、地上に鳳凰の群れが舞い降りるイメージ。自己満足せずに賢者の教えを受けます。
- 本日のテーマは「シンボル鳥」です。
〇「地域を楽しむ」
- 大阪のシンボル鳥は「もず」です。大阪府のホームページには、次のように説明があります。
色々な鳥の鳴き真似が上手。「百舌」とも書きます。全長約20cm。 堺市にある「百舌鳥」の地名は、 「仁徳陵築造の際、倒れたシカの耳から、 もずが飛び去ったことから『百舌鳥耳原』 とした」(日本書紀)のが由来。
- また、大阪のイメージキャラクターである「もずやん」は、広報担当の副知事にも任命されていて、大阪府庁に隣接する知事公館の中に展示室も与えられています。(毎週金曜日が公開日でしたが、この間はコロナの緊急事態で閉鎖中)
- 「もずやん」のプロフィールは、ホームページに下表のとおり掲示されています。
名前 |
もずやん |
年齢 |
13歳(永遠に) |
誕生日 |
10月8日 |
家族 |
お父さん、お母さん、妹、おじいちゃん、おばあちゃん |
お仕事 |
大阪府を世界中のみんなに知ってもらうこと 大阪府広報担当副知事 大阪インターハイ応援隊長 大阪産(もん)・大阪製品営業本部長 消費者教育推進大使 ひろメットチーム 広報リーダー おおさかワーク・ライフ・バランス推進大使 |
特技 |
四もず熟語、スポーツ全般 |
好きなこと |
探検 |
好きな食べ物 |
たこ焼き |
将来の夢 |
いつかオオタカになりたい |
〇「観る力を養う」
- さて、「シンボル鳥」ですが、『易経』の「泰」卦の説明に登場する「鳳凰(ほうおう)」は、中国の神話に出てくる霊鳥です。
- 日本や朝鮮など東アジア全域にわたって、装飾やシンボル、物語・説話・説教などで登場し、中国最古(紀元前2世紀頃)の類語辞典『爾雅』によると、頭は鶏、頷は燕、頸は蛇、背は亀、尾は魚で、色は黒・白・赤・青・黄の五色で、高さは6尺程とされます。
- 現代の中国では一般に、容姿は頭が金鶏、嘴は鸚鵡(オウム)、頸は龍、胴体の前部が鴛鴦(おしどり)、後部が麒麟、足は鶴、翼は燕、尾は孔雀、そして背丈が12~25尺とされるようです。
- 日本では一般に、頭と嘴が鶏、頸は蛇、胴体の前部が麒麟、後部が鹿、背は亀、頚は燕、尾は魚であるとされ、背丈は中国よりも1/3~1/5ほどスケールが小さくなっています。
- 私の場合、「鳳凰」といえば、京都・宇治市にある世界遺産『平等院』の「鳳凰堂」が思い浮かびます。10円硬貨の表のデザインですね。