易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「山あり谷あり」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「地天泰」の「三爻変」でした。
  • 「泰」(たい)は、泰平の道を行くときの心構えを説きます。 
  • 「三爻変」ですから、「治にいて乱を忘れず」、真摯に課題と向き合います。
  • 本日のテーマは、「山あり谷あり」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 何事においても平穏で起伏のない状況は、むしろ例外であり、山があれば谷もあるというのが世の常です。
  • 大阪府商工労働部の「大阪産業経済リサーチ&デザインセンター」が、大阪経済の動向を毎月分析して発表している情報によると、2021年(令和3年)6月分では、以下のようにコメントされています。                     

「大阪経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる」

景気動向指数<総合>のグラフから:(資料)大阪産業経済リサーチ&デザインセンター「景気動向指数」、内閣府景気動向指数」、 2015年=100 ※ 先行CIは、3ヶ月から半年程度、景気に先行する指標で構成されている。

 

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  • 大阪の経済動向を過去の経緯から観ると、全国的な動向と比べて「山は低く谷は深い、しかも回復が遅い」という特徴がありました。
  • 今回の新型コロナによる影響も、この特徴が観られるようにも思いますが、近いうちにインバウンドの観光集客の回復や「2025年大阪・関西万博」が、大阪経済の活力を呼び覚ましてくれることでしょう。

 

〇「観る力を養う」

  • さて、「山あり谷あり」ですが、いわゆる「人生曲線」について取り上げてみました。
  • 「人生曲線」とは、過去の自分の人生の浮き沈みをグラフ化したもので、「人生グラフ」や「モチベーショングラフ」「ライフラインチャート」などとも呼ばれるようです。

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  • 冷静に記憶をたどりつつ、自分の充実度・幸福感が上がったときや、また受験などに失敗してモチベーションが下がったときなど、グラフ化して見える形に書き出すわけですね。
  • 「自分史」の整理や「内観」などとともに、自分の性格や価値観などの本質的な部分を知ることができる手法(ツール)の一つといえます。