易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「日本国の復興」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「地雷復」の「二爻変」でした。
  • 「復」(ふく)は、復活・復興のとき。次第に展望が開けてきます。 
  • 「二爻変」ですから、パートナーとともに未来を信じて誠実に生きます。
  • 本日のテーマは、「日本国の復興」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • わが国に歴史には、外国軍と戦って敗戦した史実が二度あります。
  • 現代に近い方の史実は、1945年(昭和20年)の第二次世界大戦における敗戦であり、遠い方の史実では、663年の「白村江の戦い」です。
  • この「白村江の戦い」で唐と新羅の連合軍に大敗を喫したわが国を、その後復興に導いたのが当地・四條畷ゆかりの人物・持統天皇です。

 

〇「観る力を養う」

「随、唐という世界帝国ができたときに、日本の国家戦略は破綻…その象徴が、白村江(はくそんこう)の戦い(663)、…日本・百済連合軍vs唐・新羅連合軍との戦いです。」
「これに敗れて日本はパニックに陥った。当時、権力を握っていた中大兄皇子、後の天智天皇は、…福岡に水城、瀬戸内海の海沿いに山城をたくさんつくって備えた。かなりビビッたわけです。」

「ところが、幸運にも唐と新羅が仲違いし始め…たので、日本は時間稼ぎができたわけです。」

「このときに日本の体制を立て直そうとがんばったのが、持統天皇(在位690‐697)と藤原不比等という日本一賢い天皇と日本一賢い部下の最強コンビです。…もう一回、唐に負けないような体制を…と。」

「その一連の政策は、まず国の名前、『日本』という国をつくることから始まり…。それまで大王といわれていた君主は、…『天皇』という称号を新たにつくった。」

「それから、都・藤原京平城京。歴史・『日本書紀』ですね。『律令制』…それから、お金・『和同開珎』です。これらはすべて中国に対抗するための鹿鳴館政策です。」

「でも、見栄をはるというのは、決して愚かな考えではなく、クールに考えたら、少ないお金をどう効率的に使うかという知恵でもあるのです。当時は中国が先進国で、日本は中国に比べたらかなりの貧乏国でした。当時の日本の一人あたりGDPは、中国の一人あたりGDPの2分の1以下だといわれています。」