易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「太陽の恵み」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「火天大有」の「初爻変」でした。
  • 「大有」(たいゆう)は、大きな収穫の得られるとき。未来への投資も考えます。 
  • 「初爻変」ですから、地道に努力を続けます。
  • 本日のテーマは、「太陽の恵み」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 当地・四條畷市立の学校施設には、平成20年代太陽光発電設備が屋上に設置され、現在は6小学校、3中学校及び給食センターの設備が継続されています。

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    グーグルマップの航空写真で見た田原小学校の屋上
  • 特に国・文部科学省が、地球温暖化対策の推進や環境教育への活用を図るために、景気刺激対策を兼ねて平成21年度から 再生可能エネルギー設備に関する補助制度を設けたことにより、全国的に太陽光発電設備の導入が進みました。
  • 文部科学省が公立学校施設における再生可能エネルギー関連設備の設置状況を公表したデータによると、2018年5月現在の公立の小中学校における太陽光発電設備の設置率は31.0%であり、他の再生可能エネルギー設備とともに、次に掲げるグラフのとおり設置校数が着実に増えています。

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  • ただ一般的に考えられる問題点として、役所の予算システムには、その後の維持管理や一定サイクルで更新していく仕組みが(組み込まれた形では)ありませんので、現時点の発電効果は、設置当初から比べると大幅に低下していることが推測されます。

 

〇「観る力を養う」

  • さて本日のテーマは「太陽の恵み」です。そこで、この機会に太陽と地球の関係について調べてみました。
  • 太陽は、その質量が地球の約3万倍、直径:地球の約109倍、地球との距離:約1億5千万km(光の速さで約8分20秒かかる距離)といわれます。
  • 『地球がもし100cmの球だったら』(永井智哉著/世界文化社刊)という、太陽と地球の関係などをわかりやすく解説した本によると、「100cmの地球から見て太陽は12km先の東京ドームほどの大きさ。また、光のエネルギーは東京ドームに100w電球を140億個つけたくらいの明るさに相当する」とのことです。
  • この物差しで比べると、月は直径30cmのビーチボールほどの大きさで、100cmの地球から約30m離れたところを回っています。
  • 太陽から約1億5,000万km離れた地球の表面に届くエネルギーは、1秒間に42兆kcalとだそうですが、それでも太陽が発する全エネルギーのわずか22億分の1の量だということです。
  • 一説では、このエネルギー量は「全世界の人々が石油や石炭、電気などで消費しているエネルギー量の2万倍以上になる」とされます。
  • 太陽エネルギーは、地面や海水を温め、また空気を動かして風を起こします。そして水蒸気をつくり、雲となって雨を降らすことによって、水と熱を循環させます。
  • 同時に、大気層を一定範囲内の温度に保ち続け、植物の光合成を促進して地球上の生命活動を支えています。
  • このところ例年よりも長く梅雨空が続いているようですが、太陽自身は核融合反応で生み出したエネルギーを、絶え間なく地球にも送り続けているんですね。