易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「地位が人をつくり、環境が人を育てる」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「沢火革」の「上爻変」でした。
  • 「革」(かく)は、変革・革新するとき。新たな第一歩を踏み出します。 
  • 「上爻変」ですから「君子豹変」、人格レベルのランクアップを図ります。
  • 本日のテーマは、「地位が人をつくり、環境が人を育てる」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 今年のプロ野球は、コロナ禍で観客の入場制限は続いているものの、無事前半戦が終了し、セリーグでは阪神が、久方ぶりに首位をキープしています。
  • かつて阪神の監督も歴任し、昨年84歳で亡くなられた野村克也氏は、プロ野球選手として三冠王をはじめ本塁打王9回、打点王7回、最優秀選手賞5回等々、また南海、ヤクルト、阪神楽天の各チームの監督として、最多勝利記録となる1,053勝を挙げるなど、輝かしい記録を持つとともに、野球解説者・評論家としても、著書と合わせて数多くの名言を残しています。
  • その野村氏の名言の一つに、「地位が人をつくり、環境が人を育てる」があります。
  • その一例として、同氏がヤクルトの監督時代に育てた古田敦也捕手を挙げ、「四番に据えれば、四番らしい風格や自信がみなぎってプレーにも好影響を与える。」と語っています。

 

〇「観る力を養う」

  • さて、本日の「地位が人をつくり、環境が人を育てる」ですが、野球に限らず人間は誰でも組織内での地位や役割が変わると、心構えや行動パターンが必ず変化し、それまでとは違う雰囲気が漂います。
  • そこで、以下に掲げる「人生の原理・六則」ともいえる、野村氏のさらなる名言があります。

「心が変われば態度が変わる。態度が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる。」