易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「アイデアが閃くとき」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「雷水解」の「上爻変」でした。
  • 「解」(かい)は、春分のような季節の変わり目であり、行き悩み膠着状態にあった案件に解決の展望が開けるときです。
  • 「上爻変」ですから、信念を持って正義を貫きます。
  • この卦象や卦爻辞から導かれる本日のテーマは「アイデアが閃くとき」。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 地域講座:「なわて学」では、地域に縁のある人物を取り上げて学ぶプログラムもあります。
  • 当地四條畷に縁があり歴史に残る人物…3人に絞るとすれば、まずは地名を全国に知らしめた「小楠公・楠正行」でしょう。次に戦国時代の初期に畿内を支配した飯盛城主「三好長慶」がいます。そして3人目として、旧制四條畷中学校を飛び抜けた成績で卒業した東洋哲学者で、昭和の自民党政権の指南役であり、また年号「平成」を提案したともいわれる「安岡正篤」を挙げたいですね。

 

〇「観る力を養う」

  • 今日のテーマ「アイデアが閃くとき」から、自分の思考力や創造力を磨く上で大きな刺激を受けた二人の人物、先日96歳で亡くなられた外山滋比古氏と3年前に86歳で亡くなられた渡部昇一氏が頭に浮かびました。
  • いずれも英国に関わる文学あるいは語学という専門分野の著名な学者ですが、独特のアイデアや思考方法の開発など、幅広い著作活動を含めて多くの功績を残した人物です。
  • 何十年にもわたって人々に読まれる著作物には、時代を超えて通用する知見が提供されているからでしょう。
  • 私にとっては、特に渡部昇一氏の著作から、「歴史を観る力」(=歴史観)を養うことの大切さを教えられたように思います。