〇「今日の易占から」
- 今日の易占は「地水師」の「三爻変」でした。
- 「師」(し)は、戦いに際しての心構えを説きます。目的・目標を共有し、知恵と勇気を持つリーダーに従います。
- 「三爻変」ですから、我を捨てて、チームの方針に従うことが大切ですね。
- 本日のテーマは、「集団免疫」です。
〇「地域を楽しむ」
- 当地・四條畷でも、新型コロナのワクチン接種が進められていますが、近畿二府四県の中では、大阪府域の接種率が一番低いようです。
- より早くワクチン接種が行きわたり、早期に社会経済活動を普段の状態に戻せるよう願うものです。
- 大阪府とNHKのサイトから、大阪府域における直近の陽性者数と高齢者のワクチン接種率、各々の推移を示したグラフをお借りしました。
〇「観る力を養う」
「感染症は、病原体(ウイルスや細菌など)が、その病原体に対する免疫を持たない人に感染することで、流行します。ある病原体に対して、人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染患者が出ても、他の人に感染しにくくなることで、感染症が流行しなくなり、間接的に免疫を持たない人も感染から守られます。この状態を集団免疫と言い、社会全体が感染症から守られることになります。」
「なお、感染症の種類によって、集団免疫を得るために必要な免疫を持つ人の割合は異なります。また、ワクチンによっては、接種で重症化を防ぐ効果があっても感染を防ぐ効果が乏しく、どれだけ多くの人に接種しても集団免疫の効果が得られないこともあります。」
「新型コロナワクチンによって、集団免疫の効果があるかどうかは分かっておらず、分かるまでには、時間を要すると考えられています。」
- また、WHO:世界保健機関では、概略、以下のような認識が示されています。
「新型コロナウイルスのワクチンの接種、…世界の多くの人が免疫を持つことで感染が広がりにくくなる、…ワクチンを広く世界に行き渡らせるにはまだ時間がかかる。」
「いわゆる集団免疫の状態を今年中に獲得することは難しい。」
「集団免疫の状態については、正確には分からないものの、世界の人口の70%を超える人がワクチンを接種する必要がある。」