「オリンピック中止論の中で」

〇「今日の易占から」

• 今日の易占は「震為雷」の「二爻変」でした。
• 「震」（しん）は、世間の動きが激しく騒がしい状況。喧騒に動じることなく、為すべきことに集中します。　
• 「二爻変」ですから、心を冷静に保ち、無駄な動きを止めます。
• 本日のテーマは、「オリンピック中止論の中で」とします。

〇「地域を楽しむ」「観る力を養う」

• 東京オリンピックの開催まであと54日、パラリンピックまでは86日となった今も、メディアの報道や各方面から「中止論」が絶えません。
• おそらく「大会関係者は、心身を砕きながら開催までの手順を尽くしつつあること」、そして何よりも「選手たちが、開催を前提としながら日々研鑽と調整に集中していること」を考えると、私の中では「中止」という選択肢はありません。
• 世界中の選手団と関係者が集まるわけですから、感染リスクがあることは事実ですが、今求められていることは、「そのリスクをどう予測し、またリスク回避に効果のある手立てをいかにして尽くすか」だと思うのです。
• そうした思いから、（偏っているかもしれませんが）「冷静な意見」をピックアップしてみました。
• 1つは、先日（5/28）ネット上に書き込まれた次の意見（中略したもの）です。

「オリンピックを中止しろと皆、大合唱しているようだが、なんでも大げさに騒ぎすぎる日本人の悪い癖がでている 。数字を正確に見れば、そんなの騒ぐ必要がないことがわかるはず 。コロナ流行してから1年半でコロナにかかる人は200人に一人の割合、… そのなかで、たった2週間夏の暑い時期に安全対策がとられた隔離された施設でオリンピックが行われたとして、…コロナにかかる確率がどれだけ上がるというのだろうか。…ここまで来てオリンピックが無くなる経済的損失や喪失感による購買意欲低下などの経済的打撃の方が…計り知れないものがあると思う。…オリンピックを目標に政府が重点的に行ってきたコロナ対策も、目標を失うとやる気がそがれ、逆に感染が広がる可能性すらある。…中止にした場合のメリット、デメリットを冷静に見極めてから…論じるべきだと思うが、いかが？（「ふかみどり氏の回答」から）」

• あと１つは、スクラップした本日5/30付けの毎日新聞「時代の風」に掲載された藻谷浩介氏の意見（一部切り抜き）です。

  

  5/30付け「時代の風」の記事の一部