易経で自分らしさを磨く

今日の易占から/地域を楽しむ/観る力を養う

「指導者に求められるもの」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「地沢臨」の「四爻変」でした。
  • 「臨」(りん)は、統べ治めるとき。民心をよく観てひろい心で臨みます。 
  • 「四爻変」ですから、誠実に尽くす心構えで臨むことですね。
  • 本日のテーマは「指導者に求められるもの」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 当地域・四條畷ゆかりの天皇は、継体・持統・後村上…と、何人か思い浮かびますが、やはり天武天皇と共に日本国の基礎を築いた鸕野讃良皇女(うののさららのひめみこ)・持統天皇を真っ先に挙げたいですね。
  • 持統天皇の事績については、わが国最古の正史であ『日本書紀』に、詳細に記されています。
  • 皇后の立場にあった時から夫である天武天皇を支え、そして天武天皇崩御後も国の統治体制を整えるべく力を尽くしました。
  • 民の負担を出来るだけ軽くするために、次のような遺詔(いしょう:天皇としての遺言)を遺しています。

「素服(喪服)を着たり、挙哀(こあい:死を悼んで泣き叫ぶ儀礼)をしないようにせよ。葬送の儀礼は倹約にせよ。」瀧浪貞子著『持統天皇』から)

  • 持統天皇は、702年(大宝2年)12月に病の床につき、58歳で生涯を閉じました。その葬儀は、師として教えを受けた僧・道昭の例に倣い、歴代天皇では初めて「火葬」で行われています。

 

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天武・持統天皇

〇「観る力を養う」

  • 今日のテーマ「指導者として求められるもの」として、歴史作家・塩野七生氏の『ローマから日本が見える』から、話題を拾ってみました。
  • この著作の巻末に「英雄たちの通信簿」というタイトルの特別付録があります。
  • その冒頭に、イタリアの普通高校で使われている歴史教科書から、以下の文章が掲載されています。

「指導者に求められる資質は次の5つである。

知力。説得力。肉体上の持久力。自己制御の能力。持続する意志。

カエサルだけが、このすべてを持っていた。」

  • 自分の体験に照らすと、これを普通の高校生が歴史で学んでいることに先ず驚きますが、イタリアでは普通高校が大学で専門教育を受けるために必要とされる基礎、つまり一般教養を与える機関として明確に位置づけられているそうですから、さもありなん…納得です。したがって、イタリアの大学には教養課程はありません。
  • 塩野氏が、この5つの資質を基に「古代ローマ指導者通信簿」をつけているのも面白いですね。もちろんカエサルは、すべて満点です。