易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「履物を揃える(脚下照顧)」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「山火賁」の「初爻変」でした。
  • 「賁」(ひ)は、飾ること。虚飾を排して内面の充実をめざします。 
  • 「初爻変」ですから、足下・身辺から清廉にするよう心掛けます。
  • 本日のテーマは、「履物を揃える(脚下照顧)」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 学校教育の評価は、学力や体力など様々な見方・ものさしがありますが、指標の一つに「玄関の下足箱を観れば分かる」といわれることがあります。
  • 当地・四條畷市域には、現在、市立の小学校が6校、中学校が3校、そして学校法人・四條畷学園が設置・運営する小・中学校がありますが、いずれの学校現場でも、常に下足箱の周辺は見事に整理・整頓されています。
  • 四字熟語「脚下照顧」は、「自分の足元をよくよく見なさい」いう意味から、「他人に向かって何かを求める前に、まず自分の本性をよく見つめ、自分のことをまず反省すべきこと」を説くものです。

  

〇「観る力を養う」

  • さて、「履物を揃える(脚下照顧)」といえば、長野県・篠ノ井にある児童養護施設円福寺愛育園」を創設した住職の藤本幸邦(ふじもとこうほう)氏による、以下のような言葉(詩)があります。

「はきものをそろえると心もそろう

心がそろうとはきものもそろう

ぬぐときにそろえておくと はくときに心がみだれない

だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう

そうすればきっと 世界中の人も心もそろうでしょう」

  • 児童養護施設円福寺愛育園」は、初代園長藤本幸邦氏が、戦災孤児を救済するため、昭和22年に自ら3名の孤児を上野駅から連れ帰って、お寺をそのまま施設として創立したものです。
  • 同園のホームページによると、今も(令和3年4月1日現在)33名の子どもたちを受け入れているようです。

- 

未就学児

小学生

中学生

高校生

その他

合計

2

8

6

4

20

0

1

8

4

13

2

9

14

8

33