易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「苦労は共に」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「沢風大過」の「二爻変」でした。
  • 大過」(たいか)は、課題や任務に際してチームの体制がアンバランスで辛いときです。 
  • 「二爻変」は、苦労を共にすればチームのアンバランスも解消される方向に向くはず。
  • 本日のテーマは、「苦労は共に」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 最近あまり話題に上らなくなったものに、「くまもん」や「ひこにゃん」といった地域のマスコットキャラクター・〝ゆるキャラ〟があります。
  • 四條畷の〝ゆるキャラ〟は、「くっすん」という名前で、これは市の木「くすのき」の妖精を象ったものです。

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    クスノキの妖精「くっすん」
  • 市の木を「くすのき」と定めているところが数多くあり、大阪府内にも河内長野市の「モックル」という、よく似たマスコットがいましたね。
  • また市のイメージカラーは、市旗に使われている「緑」です。

 

〇「観る力を養う」

  • 今日のテーマ「苦労は共に」から、ドイツの詩人であり作家、法律家で政治家、そして自然科学者でもあった「ゲーテ」を取り上げました。
  • 18世紀後半から19世紀の初めに活躍した文豪・ゲーテは、『色彩論』などを観ると哲学者といえる存在だと思います。
  • ゲーテの経歴の中で興味深いのは、60歳近くになってから18歳の女性に対して密かな恋心を抱き、(アンバランスな恋ですね…)自らの思いや体験を恋愛小説にしたり自叙伝を執筆したりしているところです。
  • また、この頃に20年間研究を重ねた成果を『色彩論』に著わし、哲学界にも大きな影響を与えました。

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    ゲーテの色彩環
  • ゲーテの言葉に「悲しみは、共にすると半分になる。喜びは、共にすると倍になる。」があります。
  • 私はこれに、「苦労は共にすると、チームに和ができる。」を加えたいと思います。