易経で自分らしさを磨く

今日の易占から/地域を楽しむ/観る力を養う

「人財を観る」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「地水師」の「上爻変」でした。
  • 「師」(し)は、組織を動かすときの鉄則を示します。
  • しかるべき目的・目標に向かう組織には、賢明で正道を行くリーダーを得ることが大切です。 
  • 「上爻変」は、適材適所の判断を誤らないよう、人間の潜在的な能力を見抜く力が必要ですね。
  • 本日のテーマは「人財を観る」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 安岡正篤中村天風帝王学~「上に立つもの」はかくあれ!~』(プレジデント社2000.10刊)に、当地・四條畷ゆかりの東洋哲学者であり教育者・安岡正篤氏が説く「理想のトップリーダー像」が収録されています。
  • 安岡氏の説くトップリーダー像を、以下の6点に集約しました。
  1. 敬虔で私心なく
  2. 自信を温容に包み
  3. 慈愛と信頼を秘め
  4. 冒し難い威厳を整えながら
  5. どこかユーモアがあり
  6. そして一抹の淋しさを含んでいるもの

 

〇「観る力を養う」

  • 中国・唐の時代、「貞観の治」と呼ばれる太宗・李世民の治政を記した『貞観政要』は、民を思いやり臣下の諫言にも耳を傾ける帝王学として、最近よく取り上げられています。
  • その中に、太宗から諫議大夫(かんぎたいふ:皇帝を諫める役職)に任じられた魏徴(ぎちょう)が、「六正・六邪」という人物を見極めるための判断基準について、説く部分があります。
  • 「六正」は採用すべき人財、「六邪」は排除すべき者のことですが、以下に「六正」だけ取り出しておきましょう。
  1. 「聖臣」:存亡の危機を未然に察知してこれを封じ、主君を尊栄の地位に立たせる人物
  2. 「良臣」:何事にもとらわれぬ、わだかまりのない心で主君に進言、欠点を補う人物
  3. 「忠臣」:日々精励し、主君に賢者の登用や立派な行動を説く人物
  4. 「智臣」:物事を正確に把握し誤りを調整して、主君に災禍が及ばないようにする人物
  5. 「貞臣」:節度と法を守り謙虚・節倹のできる人物
  6. 「直臣」:混乱時にも動じることなく主君にも諫言のできる人物