易経で自分らしさを磨く

今日の易占から/地域を楽しむ/観る力を養う

「節度と節制」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「水沢節」の「五爻変」でした。
  • 「節」(せつ)は、節度を持って振舞うので、物事は円満に運べます。 
  • 「五爻変」は、節度を保ちながら自分が良いと思うことを実行していきます。
  • 本日のテーマは、「節度と節制」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 当地域・四條畷ゆかりの人物:小楠公・楠正行の物語は、戦前までの教育課程では極めて大切な教材として修身・国語・国史唱歌に盛り込まれ、人々の心の礎になっていました。
  • 正行は、数え年11歳のときに、2度にわたって「死のう」と決意しました。しかし、一度目は桜井の駅で湊川の合戦に臨もうとする父・楠木正成から、そして二度目は観心寺で父親の首級を目にしたときに母・久子の方から、教え諭されて思いとどまるのです。
  • わずか11歳にして人生の大きな岐路に遭遇し、これを乗り越えた正行が、その後文武両道に磨きをかけて、南朝を支える楠木家の統領たる武将に大きく成長していったことが分かります。
  • 道徳教育の大切な部分は、その地域が誇れる人物から学ぶところにあるのではないでしょうか。

 

〇「観る力を養う」

  • 「節度と節制」は、道徳の本質に関わる重要な部分と考えますので、この機会に「道徳教育」の流れを観ていきます。
  • まず「節度」の意味は、通例「言動や行動などが度を超さず、適度であること」、いわば「秩序・ルール」です。
  • また「節制」は、「度を越さず控えめで 規律正しく、統制のとれていること。 欲望を理性の力によって秩序のあるものとすること」であり、「行動そのもの」を指しています。
  • さて、わが国の道徳教育は、近年「教科」として位置づけられるなど、大きく変わってきました。
  • 少し遡ると、1945年(昭和20年)、それまで教育課程の中の筆頭にあった教科「修身」が廃止され、1958年(昭和33年)、「道徳」が年間35コマの特設授業として設けられます。
  • 2006年(平成18年)、教育基本法の改正で教育の目的・目標が明記され、人づくりの「理念」が盛り込まれました。
  • その後の「教育再生論議を経て、2015年(平成27年)の教育指導要領改定で、2018年(平成30年)から小学校で、2019年(平成31年)から中学校で、「道徳」が教科として本格的に授業が行われています。
  • 道徳は、単なる知識では役に立ちません。人々の「行動そのもの」につながる「より深い学び」こそ生きた「道徳教育」といえるでしょう。