易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「自然体」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「巽為風」の「二爻変」でした。
  • 「巽」(そん)は、自然な流れ・成り行きに任せるとき。気負わず弛まず、謙虚な自然体で臨みます。 
  • 「二爻変」は、謙虚な姿勢で天命に従います。
  • 本日のテーマは、「自然体」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 「自然体」という言葉は、剣道などで、両足を少し前後又は左右に開き、無理のない形で立った姿勢を指します。
  • そこから一般的に「気負いのない自然な態度」を表すときに用いられます。
  • さて、当地・四條畷市の「ブランドメッセージ」は、「ぜんたい、しぜんたい」です。
  • 市のホームページなどを通して「まちと自然、人と人とがほどよい距離で、自分らしくのびのびと暮らせるまちとして、「市全体」が「自然体」でいられる環境であることを表現しています。」と説明されています。

    f:id:okarina1952:20210410105415p:plain

    ブランドメッセージのロゴマーク

 〇「観る力を養う」

  • 「剣・禅・書」の達人として知られる「山岡鉄舟(やまおか てっしゅう)」の名言に、「自然は教師なり、自然を眺めて学び、自然に即して考える。」という言葉があります。
  • 鉄舟は、幕末から明治時代の幕臣、政治家、思想家として、小説にも描かれた人物であり、1868年(慶応4年)、江戸無血開城を決した勝海舟西郷隆盛の会談に先立って、将軍・徳川慶喜の使者として西郷と面談し、その道筋をつけました。
  • また思想家としての鉄舟は、楠木父子の生き様を「武士道の精華」と讃え、「楠公精神」について熱く語っています。(『武士道~文武両道の思想~』:1971年角川選書