〇「今日の易占から」
- 今日の易占は「地風升」の「初爻変」でした。
- 「升」(しょう)は、着実に進展するとき。大道を進みます。
- 「初爻変」ですから、チームワークよく目標に向かって協力します。
- 本日のテーマは、「タカラヅカの劇場文化」とします。
〇「地域を楽しむ」
- 当地・四條畷ゆかりの小楠公・楠正行が、5月15日から宝塚大劇場の舞台で演じられます。
- 南朝・後村上天皇の侍女・弁内侍(べんのないし)との悲恋を中心に、どのように上演されるのか楽しみですね。
- 月組公演の『桜嵐記』は、ホームページに以下のとおり解説されています。
南北朝の動乱期。京を失い吉野の山中へ逃れた南朝の行く末には滅亡しかないことを知りながら、父の遺志を継ぎ、弟・正時、正儀と力を合わせ戦いに明け暮れる日々を送る楠木正行(まさつら)。
度重なる争乱で縁者を失い、復讐だけを心の支えとしてきた後村上天皇の侍女・弁内侍。生きる希望を持たぬ二人が、桜花咲き乱れる春の吉野で束の間の恋を得、生きる喜びを知る。愛する人の為、初めて自らが生きる為の戦いへと臨む正行を待つものは…。
「太平記」や「吉野拾遺」などに伝承の残る南朝の武将・楠木正行の、儚くも鮮烈な命の軌跡を、一閃の光のような弁内侍との恋と共に描く。
- この前売りチケットは、今週末から発売されるようです。
〇「観る力を養う」
- 本日のテーマは「タカラヅカの劇場文化」です。
- 宝塚大劇場の歴史をたどると、現在の「阪神・阪急・東宝グループ」の創業者である小林一三氏の経営の理念や戦略そのものに出会うことになります。
- 鉄道を軸にして、沿線の開発と商業・娯楽・集客の拠点づくりをシステム的に手掛ける経営展開は、その後における私鉄事業の先駆的なモデルとなりました。
- 「タカラヅカ歌劇」の始まりは、当時の三越呉服店(現三越)で、客寄せの一環で創った「少年音楽隊」が洋装で歌い好評を博していたことからヒントを得て、1914年(大正3年)に、「三越の指導を受けて宝塚大温泉に女子音楽隊を設けた」ものです。(小林一三『宝塚生い立ちの記』)
- 今やこの「関西発の少女歌劇文化」は、東京宝塚劇場と合わせて、わが国独特の劇場文化を創造し、発信する拠点になっています。