易経で自分らしさを磨く

~『易経カード』を人生のシグナルに~

「原理原則に従う」

〇「今日の易占から」

  • 今日の易占は「地山謙」の「四爻変」でした。
  • 「謙」(けん)は、謙虚な気持ちで控えめに行動します。 
  • 「四爻変」ですから、私心なく原理原則に従います。
  • 本日のテーマは、「原理原則に従う」とします。

 

〇「地域を楽しむ」

  • 当地・四條畷ゆかりの東洋哲学者・安岡正篤氏は、ものの見方・考え方の原則を以下のように述べています。

「私は物事を、特に難しい問題を考えるときには、いつも三つの原則に依る様に努めている。
第一は、目先に捉われないで、出来るだけ長い目で見ること。
第二は物事の一面に捉われないで、出来るだけ多面的に、出来れば全面的に見ること。
第三に何事によらず枝葉末節に捉われず、根本的に考えること。」(『安岡正篤 一日一言』)

〇「観る力を養う」

  • 「原理原則に従う」というタイトルで、企業を経営する立場・視点から語る稲盛和夫氏の言葉を、次に引いてみました。

「京セラでは創業の当初から、すべてのことを原理原則にしたがって判断してきました。会社の経営というものは、筋の通った、道理にあう、世間一般の道徳に反しないものでなければ決してうまくいかず、長続きしないはずです。」

「われわれは、いわゆる経営の常識というものに頼ることはしません。『たいていの会社ではこうだから』という常識に頼って安易な判断をしてはなりません。」

「組織にしても、財務にしても、利益の配分にしても、本来どうあるべきなのか、ものの本質に基づいて判断していれば、外国においても、また、いまだかつて遭遇したことのない新しい経済状況にあっても、判断を誤ることはありません。」(稲盛和夫オフィシャルサイトから)

  • 安岡氏の説く「三つの原則」に合致します。